
雑誌や新聞を切り抜いて、貼付けるというコラージュという手法。起源はピカソやブラックらのボタンや拾ってきた鳥の羽をそのまま貼付けたような作品になるらしく、1910年代までさかのぼります。
今日にいたるまで、様々なアーティストがコラージュという手法で作品を発表してきました。
人の顔を切り取って、ヤカンなんかを貼付けたもの。街に巨大水着モデルを直立させたもの。
犯行予告のような文字を使ったもの。
一言でコラージュと言えど、本当に色んなテイストがあるのですが、このアーティストの作る作品にはすこし衝撃を受けました。
all art works by Joe Rudko
普通は被写体を切り抜いて使用しますが、この人は逆に被写体が切り抜かれた後の背景や枠を重用しています。”モチーフの組み合わせが奇抜”だとか、そういった域を軽く超えています。
というか、もはやコラージュと呼べる表現じゃないのかも…。。
まぁカテゴリーなんて何でも良いや。
1990年生まれ、初個展は2013年という若さでありながら、既に独自の世界観が確立されてますよね!おそらくこれからも進化を続けていくのではないでしょうか。楽しみですー!
http://www.pdxcontemporaryart.com
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