
そんなに知識があるわけではないのですが、好きな現代写真家を挙げろと言われたら、真っ先にこの人の名前を挙げます。
アメリカ、いや世界を代表する写真家、ロバート・フランク。
代表作として「The American」という写真集が有名です。彼はスイスからの移民なんですが、隆盛するアメリカ社会の現実を冷静に切り取り、まざまざと見せつけました。
アメリカンドリームに酔っていた当時のアメリカ国民は大きなショックを受けるとともに、この作品を忌み嫌いましたが、報道写真が主流だった当時において、作家自身の主観が入った作風は斬新で、のちの写真家達に強烈な影響を与えることになっていきます。
ロバート・フランクが存在していなかったら、いまの写真の方向性が変わっていたかもしれませんね。
photo:https://thephotobook.wordpress.com/2008/10/01/robert-frank-the-americans/
そんな巨匠、ロバート・フランクの写真、写真集、映像作品等が、なんと今、
東京藝術大学の大学美術館で展示されています!観覧料は無料!!
あり得ん。
ロバート・フランクの写真集を数多く出版しているドイツの有名出版社”シュタイゲル”主催の今展。作品以外にも、色んな貴重な品が展示されているそうです。
これは行かないと…。
11/24まで!お見逃しなく!!
http://steidlxtua.tumblr.com/about
http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2016/frank/frank_ja.htm
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