「愛を綴る女」

1950年代、ラヴェンダー香る南仏プロヴァンス地方。両親の決めた男性と、愛のない結婚をしたガブリエル。そんな彼女は、自身の病気治療の為に療養所で過ごすことになる。退屈な日々の中、ある日、運命の青年と出会い、そして衝動的な愛に身を委ねるのだが。

<STORY>
南仏の小さな村に暮らす若くて美しいガブリエル。最愛の男性との結婚を熱望しながらも、その恋に破れ、不本意ながら両親の決めた男の妻となった。正直者で情の深いスペイン人労働者である夫ジョゼに対し、「あなたを絶対愛さない」と言い放つガブリエル。一方、ジョゼも「俺も愛していない」と彼女に伝えるのだった。そんな愛のない夫婦生活を続けていたある日、ガブリエルは妊娠するも流産してしまう。そして原因が腎臓結石と診断された事から、アルプスの療養所で温泉治療することになる。退屈な療養所で過ごす中、あるとき彼女は、インドシナ戦争で負傷した帰還兵アンドレ・ソヴァージュと運命的な出会いを果たす。次第に親密になる二人。しかし、別れは訪れ、いつか再会できる日を胸に夫の元に戻るガブリエル。そして、ソヴァージュに愛を綴った手紙を送り続けるのだが…。

<CAST>マリオン・コティヤール『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』『マリアンヌ』/ルイ・ガレル『ドリーマーズ』『サンローラン』
アレックス・ブレンデミュール『ローマ法王になる日まで』/ブリジット・ルアン/ヴィクトワール・デュボワ/アロイーズ・ソヴァージュ/ダニエル・パラ

<STAFF>監督:ニコール・ガルシア『愛と哀しみのボレロ』(女優)/脚本・脚色:ニコール・ガルシア、ジャック・フィエスキ
製作総指揮:プロダクション・トレゾー/プロデューサー:アラン・アタル/撮影:クリストフ・ボーカルヌ
原作:ミレーネ・アグス「祖母の手帖」(新潮クレスト・ブックス)

【クレジット】
・タイトル:『愛を綴る女』
・発売:ニューセレクト/販売:アルバトロス
・税抜価格:3,800円
・コピーライト:© 2016 Les Productions du Trésor – Studiocanal – France 3 Cinéma – Lunanime – Pauline’s Angel – My Unity Production

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